夢を見た。
鎖に繋がれている夢。
沢山の鎖。
巻きついていて。
大佐の傍に行けなくて。
目を覚ますと、大佐の顔が心配そうに俺に向いていた。
「うなされていたが…大丈夫か?何か、怖い夢でも?」
「………鎖………」
「鎖?」
「………鎖で繋がれてて…大佐の傍に行けない夢…見た…」
大佐が、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「それは、嫌な夢だね」
嫌っていうより、俺には……俺の犯してきた罪が、俺に思い知らせているような気がした。
大佐と一緒に居てはいけない、と。
「夢は夢だ…気にするな」
「…でも…」
「…じゃあ…忘れるために、もう一回しようか?」
大佐が、キスをしながら言った。
「………うん……」
それで忘れられるのなら、いくらでも抱いて欲しい。
「………鎖…か…」
END